平成15年7月
瓦灯(カトウともガトウとも言う)
(室町時代〜明治時代)
瓦灯の歴史は古く文明6年(1474)「文明本節用集」に瓦燈の文字が書いてある。通常は火皿を上部の皿受台に乗せて使用し、(上部の皿受台のないものもある)就寝時などには本体の中に入れ終夜灯として使用した。瓦灯は昭和前期頃まで、草双紙に描かれているだけで、幻の灯火器と言われていた。全体が粘土製の焼き物で造られている。
通常の使用
終夜灯として使用
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