蒔絵燭台一対
台と支柱に五三の桐と下がり藤の家紋が重なり合って黒漆の地に金蒔絵が施されている見事な燭台一対です。 江戸時代かなりの大身の姫君が輿入れの際、相手方の家紋と自分の家の家紋を重なり合わせて、幾久しく睦まじく過ごせるように願って作られたものと推察する。