火袋の各面に松・竹・梅の絵が施してあり他の一面は火をつけるための戸になっており、この戸には絵が描かれてはいない。 各絵は鉄で形が切り抜かれており、下の部分や横でタペット状のもので取り付けられている。 作られたのは明治時代と思われ、高さは取っ手までで56cmと一般的な行灯に比べて小振りに出来ている。