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平成22年6月

 木の薄い板を丸く輪に作り、その周りを鉄で抑え、鋲のような釘でしっかりさせている。桶形の蝋燭立てが二つの金輪を組み合わせ、船の羅針盤のようにどちらの方向に傾けても中の蝋燭は垂直を保つように工夫されている。取っ手両端には穴が開いており、蝋燭の熱を外に出せるようになっている。
経24cm、高さ30cmでかなり頑丈に出来ているので、多分武士が使用した物ではないかと思う。

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