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別府細工は現在の岐阜県瑞穂市別府で作られた金属工芸品の
名です。広瀬清八・茂十郎という親子が18世紀半ばから19世紀
初期に燭台・文鎮・香炉などを蝋で作った原型を金属に
置き換える蝋型鋳物という技法で作られました。
この干し網燭台は高さが68cmあり、芯切を除くと下から真ん中くらい
までと、火皿までと、ホタテ貝型の火皿の三つに分解されます。
蝋で型を作り液状の銅を型に入れ、銅が固まったら外側の蝋を
壊して製品を取り出すので、一つの型で一つしかできません。 |
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