平成31年2月
建部巣兆は宝暦11年(1761)江戸本石町に書家山本
伝左衛門龍斉の子として生まれる。父の師白井鳥酔に俳諧を学び、
絵は桜井雪館、住吉広之、谷文晁にも師事している。
この瓦燈の絵の上には
「焚丈は風が持て来る 落葉かな 了簡僧千住 巣兆 」と
書かれており、 この句は江戸時代の歌人として著名な良寛和尚が
読んだ俳句をそのまま書き写し、そのイメージ画像を描いたものと
思われます。
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